安くて美味しい居酒屋チェーンとして有名な晩杯屋ですが、特に鮮魚の仕入れにこだわっているため普通の居酒屋ではお目にかかれないようなレアなお刺身に出会える魚好き必見のお店だということをご存じだろうか。
わが家は無類の魚介好き夫婦
うちの夫婦は二人とも魚が大好き。特にわたしは父親が漁師ということもあって、小さいころから魚に慣れ親しんでいるので魚には目がありません。その反面、ふつうの人よりも魚の鮮度が敏感にわかってしまうので、ちゃんと新鮮で本当に美味しい魚を出す店でしか魚は頼めないという面もあります。
そんなうちの夫婦が魚目当てで通っているのが晩杯屋。チェーン居酒屋とは思えない、仕入れから提供まで本当に企業努力が詰まっていると感じるお店です。今回は晩杯屋の鮮魚の魅力について書いていきたい。
公式Xでは豊洲市場での魚の買い付け情報を日々発信
晩杯屋の公式Xでは日々の鮮魚の仕入れ情報を発信していておそらくその日市場にあがった、数は揃っていない魚を安く仕入れているのか、あまり一般の市場には出回らない魚の名前を見ることが多い。どの魚がどの店舗に届くのかはランダムだそう。
魚好きとしてはこの投稿を見るだけでもわくわくする。
この魚が翌日には関西の店舗にも届くんだなぁ。

公式Xでは魚が各店舗に届いたあとの、スタッフの方が本日のおすすめの魚を持った写真もよく投稿されているので前日買い付けたあの魚がこの店舗に届いたんだなぁというのも分かる。近所にいくつか店舗がある人はどの店舗に行こうかなという情報源にも。なんとも行く前からわくわくさせてくれる。
店舗に行ったらまずはホワイトボードで本日の鮮魚を確認!
晩杯屋の店舗に入ったらまず案内された席に付き、荷物を置いて1杯目のドリンクをオーダーしよう。と、同時にホワイトボードに目をやり『本日の鮮魚』情報をしっかりチェック。
下の写真は2025年6月15日の大阪十三店のメニュー。
ソウダガツオタタキ、イスズミ、ヘダイ塩昆布和え、カメアジなめろう、ヨコシマフエダイとその日の鮮魚の一品がこれでもかと並んでいる。

ソウダガツオは釣り人にはよく知られた美味しい魚だが、普通のカツオに比べて身がやわらかく鮮度が落ちやすいため、あまり魚屋やスーパーには並ぶことはない。
ヘダイ・カメアジ・イスズミ・ヨコシマフエダイなんかもなかなか一般の人がお目にかかれる魚種ではないので「どんな魚?!」と興味がそそられる。
しかもどれも250~310円という有難すぎるお値段で鮮度もバツグンなので味は申し分なく旨い。
これが晩杯屋で出会える珍しい魚のお刺身

1人前の量はお値段に見合わずしっかり4~5切れある。
最高すぎないですかこれは。

こちらは別の日の大阪上本町ハイハイタウン店のホワイトボード。
どの店も毎日気合の入った『本日の鮮魚』とおすすめメニューを掲げている。

この日は和歌山イサキ、大阪スズキ、大阪チヌ、兵庫ヨコスジフエダイ、兵庫天然タイ。
お造り三種盛りはおまかせ3種で500円!
わが家はその日の鮮魚のお刺身はメニューにあるものをはじから頼んでしまいます。
どれもはずれがなく、鮮度はもちろん抜群だし、それぞれ魚の個性があって美味しい。
こんなに格安で普段お目にかかれない魚種のお刺身に出会える幸せ。
鮮魚狙いで行くなら開店から早い時間がおすすめ
本日の鮮魚は数量限定のため人気な店舗はどんどん売り切れてしまうので、なるべく早い時間に行ったほうがいろんなお魚に出会える確率はあがります。
みなさんもぜひ晩杯屋の鮮魚のすごさを味わっていただきたい。