ふわっとした白身が美味しい、イトヨリダイの南蛮漬けの作り方

イトヨリダイ南蛮漬けー完成 レシピ

イトヨリダイを使った魚の南蛮漬けを作ります。
調理時間は20~30分程度です。

『イトヨリダイ』とはこんなお魚

画像-イトヨリダイの捌く前
小型~中型のイトヨリダイ。鱗を取った状態です。

イトヨリダイは全体的にきれいなピンク色で黄色いラインが特徴の白身魚で、全国的に獲れやすいお魚だと思います。
魚の南蛮漬けはアジが定番ですが、今回はイトヨリダイを使って南蛮漬けを作りたいと思います。
普通の鯛に比べて身がやわらかく、少し水っぽいのでムニエルなど火を通すお料理に向いています。味はクセがなく洋風な味付けにも和風な味付けにも合うので使いやすいです。

用意する材料

・イトヨリダイ(20cmくらいの小さめのサイズ1匹)

・玉ねぎ(もしくは白ネギ)…お好みの量

 ※今回は小さい玉ねぎのペコロスを使用しています
・にんじん…お好みの量

・輪切り唐辛子
・出汁…180cc(出汁パックに塩味が入っているものを使用)
・みりん…30cc
・しょうゆ…25cc(お出汁に塩味がないタイプの場合はもうちょっと足してOK)
・酢…60cc
・酒…30cc
・塩…適量

・揚げ油…適量

レシピ①:イトヨリダイを三枚下ろしにします

画像-イトヨリダイを三枚下ろしにしたあと
鱗を取って三枚下ろしにした状態。

鱗を先にしっかりとってからイトヨリダイを三枚に下ろします。
骨が気にならないように腹骨を取っておきます。
今回は小さめのサイズなので中骨は取らずに使用しました。
大きいサイズの場合は中骨を切り落としても良いと思います。
皮は取ってしまうと身がバラバラになってしまいやすいので、取らないで使用します。

レシピ②:イトヨリダイを一口大に切って片栗粉をまぶす

画像-イトヨリダイを一口大に切って片栗粉をまぶした状態
片栗粉を全体にしっかりまぶしてから、ザルで余計な粉を落とします。

三枚に下ろしたら食べやすいサイズに切って、水気をキッチンペーパーでよく拭き、片栗粉を薄くまぶします。粉をまぶしたあとザルで余計な粉を落としておくと良いです。

レシピ③:南蛮漬けの漬け汁を用意する

画像-南蛮漬けの漬け汁
お鍋で南蛮漬けの漬け汁を作ります。

南蛮漬けの漬け汁を作ります。
最初に鍋に出汁を取ります。
うちは「ふりだし」という便利な出汁パックを愛用しているのですが、塩味が入っているタイプなのでしょうゆの量をその分減らしています。

鍋で出汁を煮立たせたら調味料をすべて入れて煮立たせます。
・輪切り唐辛子
・出汁…180cc(出汁パックに塩味が入っているものを使用)
・みりん…30cc
・しょうゆ…25cc(お出汁に塩味がないタイプの場合はもうちょっと足してOK)
・酢…60cc
・酒…30cc
・塩…適量


煮立ったら火止めて玉ねぎ薄切りと人参千切りを入れておきます。

レシピ④:イトヨリダイをカラっと揚げる

画像-イトヨリダイを揚げた後
イトヨリダイをカラっと揚げた状態。

サラダ油を熱してイトヨリダイを揚げていきます。
火は中火でじっくりと揚げましょう。

揚げたら油をしっかり切って、③で用意した南蛮漬けの漬け汁のお鍋に入れて、ひと煮立ちさせます。
あんまり煮込むと魚が崩れてしまうのでさっと煮立てばOK。

レシピ⑤:盛り付けて完成(冷やしても良し)

画像-イトヨリダイの南蛮漬けの完成
器に盛って、完成!

お皿に盛って完成です。
すぐにいただいても美味しいですが、冷蔵庫で数時間寝かせて味を染み込ませてからいただくのも良いです。ごはんもお酒もすすむ一品。

レシピのポイント

南蛮漬けの漬け汁は砂糖を入れてもっと甘くする方法もありますが、今回は砂糖なしでサッパリとした味付けになっています。ちょうど玉ねぎを切らしていて、ペコロスがあったのでペコロスで作ってみましたがシャキシャキとした食感がちゃんと残ってて美味しかったです。

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